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Javaは10で終焉を迎えそうなので、Java技術者は新たな言語に備えよう

Javaは10で終焉を迎えそうなので、Java技術者は新たな言語に備えよう

Java9が32ビットOSを捨ててから、時をたたずして、間もなくJava10が公開されようとしている。
そして、更にその半年後にはJava11が公開されるという。

メジャーリリースの高速化は世間の流れから、別に驚きはない。
ただ、Java11から、JDKが有償になるらしいじゃないか。
なんだ、それ!!

今や、システムは、セキュリティや可用性を含めて、実運用に耐えるなら、使えるOSSを積極活用したがる顧客は多い。
いや、そういう提案をしていかないと、なかなか価格競争に勝てない、といってもいいかもしれない。

そこへきて、開発者向けのJDKが無償でなくなるとか。
ライセンス形態をはじめとする詳細が不明であるが、Java離れが進むような予感がしてならない。

それを見越して、Java技術者は、今から次なる言語を覚えはじめた方がいいかもしれない。
RubyやPHP、pythonは、若干枯れつつある気がするが、現行Javaシステムをマイグレーションしようという候補には十分なり得る。

ただ、どうせなら、これからを見据えたものがいいかも、という気もする。

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例えば、小規模なシステムであれば、Go言語やNode.jsでも十分使える。
ただ、c10kにも耐えられるようなものになると、例えばErlangのVM上で動かせるElixirなんかも面白そうだ。
あるいは、restSQLなんかのクエリ言語なんかも面白そうだ。

ただ、いずれにしても、レンダリングはクライアントサイドでやるのが当たり前という前提にしている。
JavaScriptで、たとえばAngularやReact、あとは定番のjQuery。この辺の、JavaScriptフレームワーク職人になる、という道もあるかと思う。

そんなわけで、準備はお早めに。
個人的には、Elixirの勉強でも初めてみようかと思う。

追記
どうやら、大きな勘違いをしていたようなので、訂正。
正しくは、Java11から、Oracle JDKの無償版がなくなり、OpenJDK(無償)が提供される、とのこと。
なんかややこしいが、そういうことらしい。
ただ、そろそろ脱Javaするきっかけが欲しかったので、これを機に、新たな言語習得に繋げたいと思う。